セ・トレボン --VOL.10--
密かな人気商品
2003.1.7

お正月のおせち料理もいいけど、しばらくトレボンのパンを食べないと、なんだかすごく食べたくなりませんでしたか?あるスタッフは、今日は久しぶりにパンパーティーだと言って、たくさんのパンを買って帰ってました。私も、イルムス時代から何年もの間、このパンをほぼ毎日食べてきましたが、なぜか飽きることがないです。きっとこれからもずっとこのパンを食べ続けるのだと思います。

秘かな人気者紹介

バゲットバターサンド ¥180
バゲットによつば乳業の無塩バターをサンドしただけ。でも、その組み合わせは、何よりも相性がよくシンプルだけど、一番おいしいと思うのです。私が一番好きなバゲットの食べ方です。小麦粉、イースト、塩、水のみで作られるシンプルな味のバゲットだからこそ、バターのうまみが口の中で溶け出してくるのだと思います。焼きたてのトーストに、バターは溶かして食べるのがおいしいけど、バゲットは口の中で、パンの味わいとともに、バターが溶けていくのを感じるのがおいしいと思います。

ペイザンヌサンド ¥280
ペイザンのパンを使ったサンドイッチです。ペイザンは、自然発酵種とライ麦全粒粉を使用した田舎パンです。それに、じゃがいもとアスパラのガーリックバターソテー、セミドライトマトをはさみ、オリーブオイルとマヨネーズで味つけしました。素朴な味の田舎風サンドイッチです。

サンドイッチの話

 本場フランス(パリ)のサンドイッチってどんな風にして作られるの?おいしさの秘密は何?どんなソースが使われるの?それを、見極めようとパリでいろんなサンドイッチを食べ、働いたBoulangerieでは、サンド作りに参加しました。しかし、答えは簡単でした。素材のおいしさ、チーズやハムの種類の豊富さ、安さ、気になっていたソースはバターとマヨネーズ以外見かけませんでした。おいしいパンとおいしい素材、その単純な組み合わせだったのです。日本で見かけるサンドイッチの方がすごく手がこんでいます。トレボンでも、かぼちゃサラダを作ったり、じゃがいもを味付けソテーしたりと下準備に手をかけますが、パリで食べたサンドイッチは、素材そのもののおいしさでした。代表的なものとしてバゲットに
・バターとハム
・バターとハム・エレメンタールチーズ
・バターとカマンベールチーズ
・パラドカンパーニュとコルニッション
(カンパーニュ(ルヴアンを使った田舎パン)との組み合わせが多い。)
・シーチキン、トマト、レタス、マヨネーズ
などなど

パリで働いたあるBoulangerie(パン屋さん)では、お昼はいつもサンドイッチでした。 作業場の片隅に腰をおろし、コーヒーとともに、サンドイッチを食べ、20、30分も経たない うちにすぐ午後の仕事に取りかかったものでした。その時、食べたサンドイッチの内容を ノートにメモしていたので、少し紹介します。★へたな絵ですみません

パンその1
パンその2
パンその3
パンその4
パンその5
パンその6

ある時、バゲットにバターをぬって、ハムをサンドして食べようとしたとき、「マヨネーズはいるか?」と言われたので、「うん」と差し出すと、すっごい量のマヨネーズを塗られたことがあってびっくりしたのを覚えています。

12月26日で1年

今、トレボンでパンを作っているスタッフには、4人のイルムス時代からの仲間が働いています。去年12月26日であのイルムス閉店の日から1年が経ちました。はやいものです。今、こうやってトレボンでパンを焼くことができる幸せ、イルムスの頃からのお客様に今も温かく見守って頂いている幸せ、新しいお客様との出会いに感謝せずにはいられません。スーパーブランドシティーがオープンする時、イルムスというインテリアSHOPもスーパーブランドシティー4Fに登場しました。そのお店の奥にベーカリーカフェができ、何の宣伝もせず、誰にも知られることはなく、ひっそりと存在していました。ほんとうに売れなかった1、2年目。月ごとに売り上げは伸びていき、最後閉店の時には、予約のパンしか焼くことはできず、レジの前には3列もの列ができました。その3年間の話を、この通信にて、イルムスベーカリー物語として連載で書いていこうと思っています。

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