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--VOL.19-- 新企画が続々!&フランス修行の旅〜その2〜 2003.7.22 |
A.バジルチキン・トマトルッコラのホットサンド
エクセランに、バジルチキンとトマト・チーズをのせて焼き上げ、ごま風味のルッコラをはさみました。
B.タルティーヌ
ライ麦パンにバジルソースとトマト・モッツアレラチーズをのせて焼き上げたものとタップナードをぬってオリーブオイルでソテーした夏野菜をのせたものの2つセット
C.パングラタン
パンをくりぬいて、きのこのグラタンをつめて焼き上げました。
プラス200円でパンのデザートつけれます。
●シナモンブレットのキャラメルポワールサンド(プラリネ風味)
お店では買えない特別のメニューです。シナモン風味のミルクパンに、キャラメリゼした洋なしとプラリネをサンドしました。(今までに食べたことのないおいしさです!)
●ルージュ¥250 ラズベリージャムとカスタードの上にいちじくやベリー、巨峰をのせて焼き上げました。
●シトラス¥250 オレンジジャムとカスタードの上にオレンジのコンポートやアプリコット、洋なしをのせて焼き上げました。
●パンプルムース¥250 グレープフルーツのさわやかさがおいしいデニッシュ。
●ベークドチーズ¥250 ベークドチーズとレモンのコンポートをのせたデニッシュ。
他、いろんな新商品出てます。中でもおすすめは、バゲットルヴァン¥280、テルヌ¥320です。
皆様にもっと楽しくパンを食べて頂くために、作るパンメニューを曜日ごとに変えることにしました。もちろん、バゲットやクロワッサン、ソュスライックetcの定番と言える人気商品は毎日作りますのでご心配なく。
発表します!!
●月曜日
トースト セ・トレボン/そば豆/バゲットサラザン/パンブリエ/きび糖クリームパン/エトワール/オランジュ/アマンド/グルニエフーガス2(ブルー、ノア)/キャラメルポワール
●火曜日
パンドミーセレアル/カンパーニュ/くるみカンパ/バゲッドカンパーニュ/パンドセレアル/ビエノア/ビエノアショコラ/パンオノア/プチベリー/グルニエフーガス2(クルジェット)/キャラメルポワール
●水曜日
パンドミーコンプレ/抹茶パンドミー/そば豆/バゲッドサラザン/パンセーグル(フィグ)/パンフィーグル(アプリコ)/きび糖クリームパン/エトワール/オランジュ/ブール/じゃがいもハーブフォカッチャ/キャラメルポワール
●木曜日
パンドミーセレアル/パンブリエ/パンアラビエール/パンドセレアル/ビエノア/ビエノアショコラ/ビエノアブラン/プチベリー/フーガス(トマト)/ピライビエ(ショコラ)
●金曜日
バタートップ/パンドミーコンプレ/さっくりワッサン/そば豆/バゲットサラザン/パンセグール(フィグ)/パンセグール(アプリュ)/きび糖クリームパン/エトワール/オランジュ/ブール/じゃがいもハーブフォカッチャ/カンパーニュ/くるみカンパ/バゲットカンパーニュ/ピライビエ(ショコラ)
●土、日曜日
月〜金曜日までのメニューを総合したより多くのアイテムを作る予定です。
パリで毎日パンを食べて、トレボンのパン負けてない、と思いました。トレボンのパンでちょっとだけでもパリの風を感じてもらえたらいいなと思います。今回、Newアイテムもたくさん加え、曜日で変わるメニューにしました。
もっともっと楽しいパン屋さんにしたいなと思っています!
パリは何となく危険で人々は親切でないというイメージが強いのではないかと思います。日本人は人々が親切で危険も少ないと感じますが(最近は変わってきましたが…v)でも、ほんとうにそうなのかな?と思うことがあります。例えば、パリの地下鉄で改札を出る時、ほとんどの人が次の人のために戸びらを押さえて開けててくれます。お店に入る時は、ボンジュール(こんにちは)、レジで帰る時はメルシー、オルヴォクール、ボンジェルネ!(ありがとう。さようなら。よい1日を!)などとお互いに声をかけます。
日本では普通買う側はし〜んと入ってきて、し〜んと帰っていきますよね。(私はそうです。)これが習慣と言えばそうかもしれないけれど、なんだかいいなあといつも思ってしまいます。
ムニエ氏の家でホームステイさせて頂いている時、ムニエ氏のパン屋で働いている時だけ泊めてもらって、週末からホテルへ移る予定だったのですが「ずっと泊まってもらってていいんだよ。ホテルに電話してキャンセルすればいい」と言ってくれました。「他の研修先で働く時も、こっちは全々かまわないからここから通えばいい。かおの好きな様にしなさい。」とも言ってくれたのです。結局、ホテルには少ししか泊まらず。ムニエ氏の家にほとんどお世話になりました。カギまで預かって、ムニエ氏の家族は田舎に週末のバカンスに出かけ、家には私1人しかいないという日もありました。たった2週間くらいのみず知らずの研修生をここまで信用して、心温まる対応をしてくれて…ほんとにびっくりしました。(日本では、まず考えられないのではないでしょうか。)
また、ムニエ氏の家族は、必ず毎日家族そろって夕食を食べます。まず、サラダから始まって料理が2品くらいでて、チーズやデザートです。
例えば
・アボガドとエビにドレッシングをかけたもの
・炊いたじゃがいもにガーリックのきいたピリ辛ソース バジル系のソースをのせて
・きのこのリゾット
・シュークルート(キャベツとフランクの煮込み)
・チキンのハーブ焼き
大皿ででてきて、みんなで取り分けて食べます。パンは食卓にカットされて出てきました(バゲット、カンパーニュなど)。
パンの役割はというと、料理の切りかわり時、パンでお皿のソースを吸わせてお皿をきれいにする(ソースを吸ったパンっておいしいですよね)。ムニエ氏の家には、しょう油がありました。サラダのドレッシングとしてしょう油が出てきて、食べた後バゲットに皿のしょう油を吸わせて食べましたが、結構おいしかったです(きっと、バゲットは和食にも合うのだと思います)。チーズを食べるとき、パンはチーズの土台となります。料理に合わせてパンを食べているというより、パンは食卓に必ず存在するものとして、ある種の役割を果たしているのではないかと感じました。
ムニエ氏の家族は、男の子3兄弟とマダムの5人家族です。一番下の子は2才くらい、そして5才、一番上がたぶん7才くらい(……はっきりわかりません)。食事をしながら、きちんと席について食べること、お父さんに何かとってもらう時は、「……下さい」と言うこと、食べた後の食器は自分でキッチンに持って行くことなど、きびしくしつけをしていました。
また、子供達は時おり学校が終わってからパン屋へやって来て、お父さんの仕事を見ているのです。ある時は、お父さんと一緒にチョコレートケーキを作っていました(売り物です、もちろん)。”卵は少しずつ入れるんだよ。絞り袋はこう持つんだよ”ムニエ氏は小さな息子と一緒にチョコレートケーキを作っていました。
5才の子が生地をもらって来て成型し、お父さんへ「バゲットムニエだよ〜。」と見せているのです。すごい!!と思いました。こんな光景ってパリでもきっと少ないかもしれないけど、日本では最近もう見られないのではと思いました。小さい頃から父親の働く姿を見、体でパン作りを体験させて育てる。ムニエ氏の温かさといい、家族の姿といい、日本での私の生活の中では、忘れてしまっている(もうなくなってしまっている)本来のあり方ではないかと思いました。
表面だけの人間関係が多い中で生きている私達。ほんとうの思いやりの気持ち、温かい心。忘れないようにしようと心に誓いました。
K.O