セ・トレボン --VOL.50--
たくさん、うれしいことがありました
2005.9.20
 最近うれしかった事をいくつか。うちのスタッフのもりは不器用で、仕事の効率も他の人に比べると良くなく、いつも目の前のことしか見えてません。でも、いつも一生懸命で、素直に他人の意見を取り入れることができ、自分の目標に向かってがんばろうとしています。担当の場所を変え、仕込み、成型の仕事を勉強しはじめて3ヵ月ちょっと、前は生地の分割スピードもすごく遅くて隣で丸めをすると途中で、どこかへ他の仕事をしにいかないといけないくらいでした。でも、数日前久しぶりにもりの分割で私が丸めをしました。すごく早くなってました。私に途中何かする時間はありませんでした。ほんのささいなことかもしれないけれど、もり、成長したなぁってすごくうれしかったです。感じる力が大切だよ、何を優先してしなくてはいけないのかもっと全体を見るようにしないと、もりの目標には到底近づけないよといつも言います。私も今の自分のレベルではダメです、もっと努力しないと、目標は夢で終わってしまうでしょう。もり、お互いがんばろうよと最近話をしました。
 まりこは目標がないことがだめなんだと少し悩んでいました。まだまだ若いのにそれを悩むこと自体すごいと思います。だって私がまりこの年の頃は、ただのほほんと毎日を過ごしていただけでしたから。私のやりたいことは何なのか、目標はなんなのかと悩む人は多いと思います。まずは目の前にある事に一生懸命に取り組むことです。そうしたら何かがきっと見えてきます。何かが広がってきます。行動しなくては絶対に見つかりません。目標(夢)を持つことをおすすめします。最近私自身、目標をもつことはとても良いことだとつくづく感じています。きっと毎日を充実して過ごせ、もっと自分のレベルを上げようと努力でき、なんとなくルーチンでやっていた作業にも意味が見いだせるはずだからです。
 7月にパリから(6年前私の人生の変わるきっかけとなったとも言える出会い)師匠がやって来ました。パリでは、高級レストラン、ホテルクリヨンやフォション、ラファイエットなど有名な所へパンを提供しているパン屋を経営されています。その方がトレボンのバゲットを食べて“よく出来てる。すごくおいしくて1本食べたよ。よくここまで作り上げたね。”と誉めて下さいました。私がバゲットの成型さえも、カマ入れの時のクープ入れさえも出来なかった6年前、初めて作り方を教えてもらった方であり……うれしかったですね。本場フランスのパン屋さんにバゲットを認めてもらえた。
 先週大阪に2005年クープドモンド.ドウラブーランジェリー出場選手による講習会を受けに行きました。何がうれしかったか。
 まず1つめ、空港でたまたま手にした本との出会い。最近私の目標のハードルの高さをつくづくと実感し、考え始めていた時でした。そんな時に私にがんばろう!というすごいエネルギーをくれた本でした。
 そして2つめ、この講習会があることは、はじめドンクの仁瓶さんが知らせて下さいました。それで、大阪だけど行こうと思いました。自分で知ったとしても、参加費の高さ、大阪までの交通・宿泊費がかかることを考え、参加しなかったと思います。
 でも、ほんとに行ってよかったです。いろんな人と出会い、話をすることができ、いろんなことを感じ学ぶことができ、とても幸せな時間を過ごすことができました。どんな業界もそうですが、パン業界においても有名な方がいらっしゃいます。今まで本の中の人であこがれだけだったのですが、今その方達と親しく話をできる様になりました。今回も仁瓶さんが講習会後の関係者の打ち上げにさそって下さったり、いろんな方に私のことを紹介して下さいました。ほんと、人生で一番大切なものは何か……人との出会いです。そこからチャンスが生まれ、感動をもらい、元気をもらえる、自分の人生さえも変わるかもしれない。今回も出会いに感謝・感謝です。自分のレベルを上げれば、より高いレベルの人と出会えます。そのために毎日がんばるのだと思います。

 秋メニューいろいろでてます!
週替りメニューがまだ夏版のままですいません。近日中に2005年秋・冬に変わります。この前、焼きたてのフーガス ベーコンを食べながら家に帰りました。改めて発見!! おいしー。私は何年も自分が作ったパンを食べ続けていますが、飽きませんねー。もっともっと勉強しておいしいパンが作れる様になりたいと思ってます。
K.O.
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